10月8日と9日、各町内で秋祭りが開催されました。秋祭りとは、秋に行われる祭りの総称です。「実りの秋」と言われ、穀物や果物などの収穫があり、秋の豊作に感謝した農民が「田の神をもてなす」ために、主に農村地帯において音楽や踊りを披露したのが秋祭りの発祥だそうです。私が小さい頃は、町内も田んぼが広がり、我が家も田んぼでお米を作り、稲刈りを手伝ったこともあります。
8日は地元の下大留町と下条町のお祭りに参加しました。大留下はお祭りに合わせて、子どもたちが棒の手とお神楽を一生懸命練習します。その技術は年々高まり、お神楽保存会の指導者の方々から子どもたちに受け継がれ、あいにくの天気でしたが、雨の中パレードが行われ、素晴らしい演技が繰り広げられました。下条町では神事のみ行われ、私も参加させていただき、貴重な経験をしました。
9日は伊多波刀神社の「例大祭」が行われ、祭りの前にお邪魔しました。ここは流鏑馬が毎年行われ、遠く滋賀県から馬をお借りするそうです。今日もお天気がはっきりせず、準備される役員の皆様は大変だったと思います。ご尽力に心より感謝です。丁度、本番に向けての練習が行われており、馬が走る大迫力と的めがけて弓を弾く勇ましい姿を拝見させていただきました。
その後は、勝川馬之塔のお祭りに参加させていただきました。ここも昔から伝統のあるお祭りで、各町内の子どもたちや親子連れで大賑わいでした。本来ですときれいに飾られた馬たちを引き連れて、町内を練り歩くのですが、やはり悪天候のため、中止になってしまいました。せっかくコロナの壁がなくなり、盛大に行う予定でしたが、また来年に持ち越しです。来年こそはと願って帰りました。